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2017年09月15日

2017 夏旅 立山[前編]

2017 夏旅 立山 [前編]

今年の夏休みは北アルプスの立山へ行ってきました。

立山は日本の飛騨山脈北部、立山連峰の主峰で、中部山岳国立公園を代表する山の一つです。
雄山   (おやま、標高3,003 m)
大汝山  (おおなんじやま、標高3,015 m)
富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999 m)
3つの峰を総称し”立山”と呼ばれます。



2017 夏旅 立山[前編]





8月10日(木)

今年から8月11日は”山の日”となり新たな祝日となりました。
山の日に立山? 激混み必死な気がして1日だけ会社にお休みを頂き9日夜出で10日に入山します。


2017 夏旅 立山[前編]










今回もご一緒するのは383家(銀ちゃん)とnaotan家
8月に入ってから天候が悪く直前の予報でもあまり良い予報ではなかったのですがせめて降らないことを祈り出発


2017 夏旅 立山[前編]










オートキャンプの経験は人並みにしてきたと思いますが自分で担いで登る本格的な登山は筑波山のみ
嫁さんに至っては初登山が北アルプスです。

ではどのようにして荷物をザックに詰めて持って行ったかというと


パパ:グレゴリー バルトロ75
物心ついた頃から高校卒業まで野球を続け、大学生になってからはロクに勉強もせずスノーボードとサーフィン三昧
そうたが生まれてからはキャンプに移行したのであまり運動はしてませんでした、震災を機に自転車通勤を開始。
今年で自転車通勤6年目、毎日30キロ漕いでいるので多少体力には自信あり、よってこの巨大なザックには
”テント、シュラフ×2、3泊(朝昼晩)分の食材、火器類、父子着替え、防寒着、レインウェア”など満載おかげで
約25kg程度になってました。


ママ:グレゴリー アンバー44
アウトドアよりもインドアが好き、キャンプよりも桃鉄が好き、甘い物よりもホタルイカの沖漬けが好き
物凄く体力がない(と、思ってけど実は有ったw)のでザックは小型にし自分のシュラフや着替えなどを持つようにお願い
最終的には入り切らない物を入れてもらったので約13kg程度にはなってたはず。


そうた:マウンテンダックスの20L
怪我なく楽しんで、登山が少しでも好きになってくれればそれで良い
”3DSLL(いる?w)、UNO、トランプ、蒲焼さん(30枚)、チョコボール、ラムネ、カルピス、レインウェア”
基本、娯楽グッズとおやつのみ(笑)


キャンプを始めた頃を思い出しますね。
これ必要なんじゃない?足りなくなったら困る!悩んだらとりあえず持って行く!
そうするとこんなに荷物が多くなる素人の典型、きっと数年後には自分のブログを見返して笑っていると思います。
我ながら凄い荷物、よく担いで行ったもんだ(笑)


2017 夏旅 立山[前編]










自宅から首都高→中央道を走り、長野県側の出発地点”扇沢”へ到着したのはAM3:00頃
この時点で無料駐車場は満車となっており¥1,000/24hの有料駐車場へ車を止め仮眠をしておりました。
朝一のバスに乗るべく切符売り場へ6時過ぎに向かうと既に並んでいる方も多くいらっしゃいます。


2017 夏旅 立山[前編]









朝一のバスは7:30出発、7時には切符の販売も開始

扇沢 ↔︎ 室堂 往復乗車券 
大人:@9,050
子供:@4,530

我が家の場合3人、運賃だけで¥22,630-の出費となります。


扇沢駅構内に入りトロリーバスの開札を待っていると、おもむろに駅員さんが弁当持ってセールストーク開始
これが面白い(笑)
生憎荷物満載だったため購入は出来ませんでしたが余裕があれば間違いなく買ってました。


2017 夏旅 立山[前編]










扇沢(1433m)からトロリーバスに乗り黒部ダムを目指します。
約50年前、トンネルを貫通させるための工事を行った際に最も苦労した部分”破砕帯”
破砕帯とは岩盤の中で岩が細かく砕け、その岩の隙間に地下水を大量に含んでいる軟弱な地層を指します。
この部分を通過する際にトンネル内のライトが白から青色に変わり細かな説明が音声にて解説されていました。


2017 夏旅 立山[前編]









黒部ダム駅(1470m)に到着しトロリーバスを下車して外に出ると黒部湖の素晴らしい景色が広がります。


2017 夏旅 立山[前編]










8月の観光シーズンということもあり黒部ダムも朝から観光放水中でした。
その迫力に圧倒され、高度感により足に震えが出るほど、黒部湖でカヤックしたら気持ちよさそうだね〜
なんて話してたらあそこから飛んでっちゃうぞ!って言われたとか言われないとか(笑)


2017 夏旅 立山[前編]










素晴らしい景色を眺めなら15分ほど歩き、次のケーブルカー乗り場である黒部湖駅を目指します。


2017 夏旅 立山[前編]









真っ暗ですが黒部湖駅(1450m)に到着


2017 夏旅 立山[前編]










ケーブルカーだけありプラットホームはもちろん階段
重い荷物が足腰に堪える、朝一のトロリーに乗ったのに景色を眺めたり写真を撮ったりしていたので
ケーブルカーは何本も行ってしまってました、観光も大事なので楽しみながら進みましょう^^


2017 夏旅 立山[前編]










黒部平駅(1828m)へ到着、ケーブルカーかっこいいじゃない♩
重いザックを担いだり下ろしたりするのがかなり面倒で苦痛
これなら背負いっぱなしの方がよっぽど楽ですね


2017 夏旅 立山[前編]










雲は多めですが、陽も出ているので景色は十分に堪能


2017 夏旅 立山[前編]










次はロープウェイ
乗車待ちしている上から次の駅”大観峰”からロープウェイが降りてきました。


2017 夏旅 立山[前編]









ロープウェイ内から一枚
どの山が何という山なのかは無知なためわからなかったけどもう見ているだけで圧倒されますヨ


2017 夏旅 立山[前編]










大観峰(2316m)へ到着
一気に気温が下がり涼しくなりました!


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ここは接続が良く、最後の乗り換えとなるトロリーバスが出発直前だったので急いで乗車
ついに誰でも気軽に行ける天空の世界”室堂”へ到着です。


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時刻は9時ちょうど、約1時間半で4回の乗り換えは疲れる

室堂駅には近隣の山岳情報がありました。
8月10日気温11℃、東京は35℃オーバーの猛暑日なのに信じられませんね


2017 夏旅 立山[前編]










駅を出て外の景色を見ると、もうすべての疲れも吹っ飛ぶ!
山の景色って写真やライブカメラじゃ伝わらないんだなってのがよ〜〜〜くわかりました。
ここまでは時間を確保してお金さえ払えば誰もがこれる場所なのでキャンプや山に興味がない人でも
是非観光に来て欲しい、それくらい美しい場所です。(晴天に限るw)


2017 夏旅 立山[前編]









写真を撮ってくれるというの記念に家族で1枚お願いしました(くそ〜雲が!)


2017 夏旅 立山[前編]










子供達は雷鳥沢へと向かう前におやつ休憩
食べ過ぎると向こうで食べる物なくなるぞ


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9:40
雷鳥沢へ向け出発
こんな景色を見ながら歩くならいくらでも歩いていられそうですよね


2017 夏旅 立山[前編]









9:45
約5分で観光スポットの一つ、”みくりが池”に到着

室堂のシンボルといえる美しい火口湖、最大水深15メートル 周囲約630メートル。
青くすんだ池面に立山三山を映して 静まりかえっているさまは、まさに神秘的です。
室堂ターミナル屋上から徒歩数分で行けます。周囲600m、水深15mの火口湖。
北アルプスの中で最も深い高山湖です。池の周囲には、雷鳥や伝説の花クロユリをはじめ、各種の動植物が数多く見られます。
立山黒部アルペンルート広域観光圏協議会より)

え〜、見ているのは9割方外国人でした。

2017 夏旅 立山[前編]











9:50
続きまして有毒ガスが発生しているため立ち入り禁止区域もあるオナラ臭ゾーン”地獄谷”
そうたはクサッ!クサッ!と言いながらさっさと退散


2017 夏旅 立山[前編]









9:55
日本一高所にある温泉”みくりが池温泉
温泉好きの姉より立山へ行く旨を伝えたところ、温泉好きな弟に”ここの風呂は入るべし”と
言われておりました。残念ながら時間や天候の関係で入れなかったのが悔やまれます‥


2017 夏旅 立山[前編]









この先も整備された道が続き気持ちよく立山散策
年賀状に使えるくらい良い笑顔^^
パパのお魚手ぬぐい取ってやれば良かった‥


2017 夏旅 立山[前編]









銀ちゃん先頭に子供達と奥様方が続きます。
景観が良いところでストップしてもらい1枚頂きます。


2017 夏旅 立山[前編]









10:11
先に雷鳥荘が見えてきました。
あの先には行きはヨイヨイ♩帰りはコワイ〜♩な500段越えの階段が待ち受けております。


2017 夏旅 立山[前編]










10:21
雷鳥荘前の休憩場所に到着
ついに雷鳥沢キャンプ場が見えました!!
綺麗だなぁと感じつつ、階段を見てすげ〜降るなぁ帰り地獄じゃんという方がより強く感じます。
現に下から登ってくる方々とすれ違う際、皆さん息切れしながら死にそうな表情^^;

そうたはお腹が少し痛いようなのでゆっくり休憩した後、二人でのんびり進むことに。


2017 夏旅 立山[前編]










あと少しの所まで階段を降りてきました。
こうして写真で見るとジオラマみたいですね
まだ時間が早いのと今日は盆前最後の平日なので比較的空いているようでした。


2017 夏旅 立山[前編]










受付で@500/人1泊、我が家の場合は2泊で¥3,000円をお支払いし先に到着していたみんながいる場所へ向かいます。
(とやま観光ナビ http://www.info-toyama.com/s/spot/31029/ )

我が家で一番軽いファミ幕は”MSR PAPA Hubba” 総重量が2,960g
2014年5月に購入して以来、夏のメイン使用これ以外考えられません。
使用頻度も多くなるので必然的に痛みもあり、部分的にシームが剥がれている事をドボンキャンプで確認しておりました。
通常使用は問題ないけどテン場で大雨に降られたちょっと不安、浸水は避けたいがシームを張り替えている時間もなく
考えた結果が”屋根を作ろう(笑)”
素人はULよりも快適にを選びました。
(翌日夜には結構な雨に降られたので結果的には正解だった!?)


2017 夏旅 立山[前編]









ULよりも美味しいビールが飲みたい素人はプレモル500mlを2本担いできました(//▽//)ウマーイ


2017 夏旅 立山[前編]









各々自由にくつろぎ中
なおたんはシュラフに入ってお昼寝(笑)


2017 夏旅 立山[前編]









一人トイレに行きつつお散歩へ
いやぁこの景色ほんと最高です、普通はここを拠点もしくはここへ戻ってくるのでしょうけど
雷鳥沢でノンビリキャンプだけするってのも贅沢で良いですね


2017 夏旅 立山[前編]









アイス、お酒を買いに行くようなので一緒について行きます。
(銀ちゃんお昼寝、そうた・ゆうまんはテントの中でくつろぎ中)

雪渓も通るので、サンダルで来た人は靴下びしょびしょになってました

2017 夏旅 立山[前編]









雷鳥沢ヒュッテまで登ってきたのでテン場を見てみるとテントの数も増えておりました。
アイスを買い、スーパードライと氷結をGET!
メニューを見てみると…

な!?

なま!?

なまび〜〜〜るぅ!?

いくらだったかは覚えておりませんがもちろん頂きましたよ^^


2017 夏旅 立山[前編]





激ウマ!!






ヒュッテ前のベンチが空いたので景色を見ながらアイスとビールをいただきます。


2017 夏旅 立山[前編]









小雨がパラつき、ガスっても来たので夕方早めに各々テントへ戻り夕食


2017 夏旅 立山[前編]









明日雨が降らなければ雄山へ行くことで決定
20時にはシュラフにくるまり寝不足&疲れていた自分はすぐに夢の中でしたzzz








つづく







Posted by そうパパ (ロビ) at 20:30 │雷鳥沢(立山)