～日常から少し遠くへ～

事故記「さようならエルグランド、助けてくれてありがとう」




盆休み8泊9日の遠征キャンプを終え8月19日より通常業務に。
連休を取る為、仕事は盆休み前後に振り分けたのでこの日も忙しい一日でした。


午前中に新宿で打ち合わせをし午後一の便で羽田から福岡へ日帰り出張の予定が
入っていたためこの日は自分の車で動くことに。


翌日より中国へ海外出張に行く予定だったので21時過ぎに帰社し残務処理
全ての作業が終わり自宅へ帰ろうと会社を出る事には日付が変わっておりました…


首都高に乗る為、一般道を走行中に悲劇が・・・







・・・・



信号無視のタクシーに右側より突っ込まれました。
衝突される寸前に私は気付いたので急ブレーキとハンドルを切り避けたものの相手はノーブレーキなので…

かなりの衝撃を受け首と腰が痛いものの体は動くのとりあえず車外へ。
○○タクシーの運転手に「赤だろ？」と問いつめるとあっさり非を認め「信号見てなかった」とも…

すぐに110番通報し救急車も呼んでもらう。


2台とも液体が漏れていると言う事で消防車も来てました。
パトカー2～3台
消防車2～3台
救急車1台


衝突音も凄かったようでやじうまも多数見物に…


首が痛いわたしはすぐに救急車へ、生まれて初めて乗った救急車
へ～こうなってるんだ♪なんて周りをみる余裕はゼロ。
横たわったまま警察より簡単な聞き込み調査を受け、自宅にも連絡。


エルグランドは自走不能なのでJAFに連絡しレッカーしてもらう事に。


翌日から1週間海外に行ってしまうので出来る事は今日済ませたいと警察の方に伝えると
病院が終わったら診断書をもって署まで来てくださいと言われ病院へ搬送されました。


診断は頸椎捻挫、全治10日

今日現在で1ヶ月は経過しているけどまったく治る気配がないんですが・・・


病院で診察を終えたのが2時過ぎ、警察署に行き事故の状況を説明。
相手も信号無視を認めているのでスムーズに話は終わりましたがそれでも署を出たのが4時過ぎ
急いでタクシーで自宅に帰り、寝ないで待っていてくれたママに事情を説明しつつ出張準備。


6時には寝ないで羽田空港へ出発。
飛行機に乗っている間に保険会社とタクシー会社より留守電が入ってました。

この、タクシー会社留守電一回だけで謝罪もなければ音沙汰なし。
後は保険会社が処理するから、ってのは解りますけど人間性を疑う。


まだ乗ってたのが自分一人だったから良かったけど、もしもママや子供が乗ってて何かしらの
怪我や後遺症が残ってしまったら絶対に許さない。


もちろん信号無視した運転手も悪いでしょう、でもこの運転手年齢聞いたらうちの親父と歳が変わらない…
そんな爺さんに夜中に運転させてる会社の体勢、タクシー会社の体質がおかしいんじゃないのかなとも思う。




そして、GWや盆休みに東北や色々な方面に遠征したり何度もCCに通い
SGでは雪まみれになったり家族になってから初めて買い買えた車、思い出がつまったエルグランド
出張から帰国後、修理工場まで見に行ってきました。


まずは側面
正直どうしてここがキズついているのかもわかりませんが・・・







そしてボンネット







前方より







悲しすぎるので載せるかまよったんだだけど…(T T)
事故は自分が注意してても避けられない事も有るという事をキャンパー仲間の皆さんに
知って頂くために。

全体













詳細を車屋さんから聞きましたが
・フレームもかなりやられている
・エンジンも破損
・修理しても長く乗るならいつか不具合出る可能性大


可能ならば家族の思い出がつまった車なので修理して乗りたかった。
しかし、家族を乗せて走る事が多く遠征先のキャンプ地でもしも何かが起きたら・・・
という事を考えると廃車する事にしました。


それほどダメージが大きいんです。


交差点での信号無視、もちろん100：0でタクシー会社に非があります。
これだけの事故であっても年式が新しかったり高価な車の場合には燃えたり明らかに車が
折れ曲がったりしてない限り保険会社は全損しません。
そうすると支払が増えるためだと。

ではなんの為の保険なんだ！？
と言いたいところですがそれが制度なんだと言われればそれまでなので従うしかないのでしょう。


今回の事故は全損にはならず修理前提での費用しか支払ってもらえないので買い替えるにしても自分で不足した費用は払わなければなりません。


日本の保険会社のシステムは基本的に被害者より加害者を救済するシステムのようで・・・
買い替えに不足している費用をタクシー会社にハラエコラ！って言いたい位ですよホントに・・・




不幸中の幸いなのか首や腰に痛みは有るものの生きてる。
事故車を見た時に私が軽症だったので驚かれる方が多かった、中には打ち所悪ければ死んでもおかしくないとも言われました。


きっと身代わりになって車が助けてくれたのでしょう。




キャンプブログなので比較的大きい車に乗ってる人も多いと思います。
ただ今回軽症で済んだのはこの車のお陰でもあると身をもって感じております。

自分が気をつけていても今回の件のように突然突っ込まれる事もあります。
ましてキャンパーの場合は荷物を満載の状態で突っ込まれたらと考えると恐ろしいですね。


他人が事故った車なんか見たくねぇよ縁起悪い！って思う方もいるかも知れませんが
事故して得する人は誰もいないのであえて書かせて頂きました。皆さん安全運転で！
疲れたらSA・PAで休憩しながらノンビリ旅をしてくださいね。









さて、いつ復活出来るのやら・・・
現在レンタカーでキャンプ中w